
まだきちんと自分の意志を伝えられない赤ちゃん。
自分のお子さんの具合が悪いときに病気の事を知らなくては、お母さんも慌ててしまうのではないかと思います。
病気といっても、様子を少し見て大丈夫な場合もあれば、そうでなく緊急な場合もあります。
今まで知らなかったような病気などが結構あり、症状が出たときにはビックリするのではないかと思いますが、知っておくと慌てず対処できると思います。
今回は、赤ちゃんがかかりやすい病気をいくつかご紹介させていただきます。
photo by Cary and Kacey Jordan
【1】突発性発疹
生後半年から1歳くらいの間にかかる突発性発疹ですが、これは急に高熱が出ます。
鼻水や咳も出ずに高熱だけなのですが、これが3日~4日続きます。
医者に行っても最初は高熱の原因がハッキリ分からないのですが、3日~4日で高熱が引いたときにそれと同時に発疹が出ます。
そこで始めて突発性発疹だという診断をされます。
この発疹は何日か続いてしまうのですが、発疹が出ている間は非常に機嫌が悪いです。
一般的にはだいたいのお子さんが1歳までにかかると言われていますが、稀にかからないで成長するお子さんもいるようです。
【2】手足口病
ウイルス感染によるもので、名前の通り手足と口に発疹が出来る病気です。
熱も出ますが、突発性発疹と違いすぐに下がります。
ですが飲食時に口の中が痛いのでお子さんの機嫌が悪くなります。
ゼリーなどの口当たりのいいものを食べる事で痛みが少し和らぎます。
【3】RSウイルス
秋から冬にかけて流行るRSウイルスですが、これは1歳未満のお子さんがかかると、重症化する事があります。
年齢が低ければ低いほど悪化してしまったり、肺炎になってしまったりするので、なるべく周りにいる大人が移さないように気をつけてあげる事が大切です。
このRSウイルスは大人だと鼻風邪くらいの軽いものです。
それが飛沫して赤ちゃんに感染すると重症化してしまうので、接するときには消毒やマスクをするなどの予防をするようにしてください。
いかがでしたでしょうか?
どんな病気に対してもそうですが、病気にかかるといつもの元気がなく、グッタリしてしまうのでとても心配になります。
ですがそんな時ほど冷静に赤ちゃんをよく観察し、小児科にかかるときには事細かに先生に伝えることが大切です。
赤ちゃんは体力がないので、病気にかかったときに重症化しやすいです。
予防できることは過剰かと思うくらいどんどんしておくと多少なりとも赤ちゃんへの影響も少なくなるのではないかと思います。