大人でもそうですが、出るものが出なければ、やはり辛いですよね。
赤ちゃんだとどのように辛いのかもまだ言葉に出来ないので、どうしても心配になってしまうと思います。
便秘になってしまったそんな時に心がけたい、3つのポイントをご紹介させていただきます。
photo by Amancay Maahs
【1】その子なりの排便リズムを確認
たとえ3日に1回の排便しかなくても、機嫌が悪い様子がなければ特に問題はありません。
排便リズムは月齢によっても変わってきます。
ですので、まずはお子さんの排便リズムをつかみましょう。
いつものペースを超えて出なくなった場合は、注意が必要です。
初めての便秘の場合は、まず一度受診するのがおすすめです。
【2】便秘予防の食事を心がける
便秘をしがちな子は、日頃からの食生活に注意しましょう。
繊維質の多い食事をとることや、十分な水分補給を心がけてください。
砂糖水やヨーグルト、オリゴ糖なども効果的です。
果物はジュースにするよりも、固形でとった方が便秘対策になります。
食物繊維の多い食材は、葉物やいも、豆類などがあります。
【3】どうしても出ない時は、綿棒浣腸やマッサージを
おへそのまわりに”の”の字を書くように、軽く押しながらマッサージをする「”の”の字マッサージ」は、腸を刺激してぜん動運動を活発にします。
また、赤ちゃん体操で股関節を動かすことによって、腸の動きが活発になります。
おむつ替えのときやお風呂上がりの時などに、楽しみながらトライしてみましょう。
どうしても出ない場合は、綿棒浣腸を行って肛門を刺激してみましょう。
綿棒の先にワセリンをつけ、肛門に1~1.5cmほど数回出し入れして刺激します。
綿棒の先にうんちがついていたら、まもなく排便のサインです。
いかがでしたでしょうか?
排便のリズムは赤ちゃんによって違います。
ですので、まずはその子のリズムをつかむようにしましょう。
水分を補給し、排便を促す食べ物を積極的にとるようにしてください。
他の子と比べず、お子さんのペースで進めていきましょう。