親にとってお子さんの成長は大変嬉しいものです。
上手に歩くようになり、こちらの言っていることが伝わり始めて意思の疎通ができるようになってくると、子育ての楽しさも倍増します。
しかしその頃になると、何を言っても「イヤ!」「しない!」という言葉がよく出るようになります。
「魔の2歳児」とも呼ばれるこのイヤイヤ期、ついイライラしてしまいがちですよね。
上手に乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか。
photo by Darin Moran
【1】今だけだと割り切る
毎日くり返し「イヤ!」と言われると、正直うんざりしてしまいますよね。
親も人間ですので、イライラしてしまうこともあると思います。
それ自体は決して悪いことではありませんが、お子さんがイヤイヤ期を迎えるのは心が成長した証です。
どんなに長くても、1年もすればある程度の聞き分けがつくようになります。
何を言っても「イヤ!」というのは人生にしたらほんの一瞬ですので、期間限定の自己表現だと思って割り切りましょう。
【2】共感する
お子さんが「イヤ!」ということに対して否定的にならないようにしましょう。
いつもはすんなりできることに対しても、イヤイヤを発揮してしまうのがイヤイヤ期の特徴です。
その気持ちに寄り添い、「嫌なんだね、わかるよ」と共感してあげましょう。
2歳前後になれば、多くの子は大人の言っていることのほとんどを理解することができます。
自分のことをわかってくれている、という気持ちが伝わるだけで、イヤイヤがおさまることも少なくありません。
【3】気持ちを切り替えられるようにサポートする
一度イヤイヤモードに入ると、本人も何が嫌だったのかわからずにグズグズすることも多いです。
そんな時は気持ちを切り替えられるようにサポートしてあげることも1つの方法です。
「どうしたい?」「どっちならやりたい?」といったようにお子さん自身に選ばせてあげることもおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
毎日のこととなるととても大変ですが、お子さんが成長した時に思い返すとどれもいい思い出となります。
ストレスを溜めすぎず、たまには周りのサポートを得ながらお子さんと向き合っていくことが大切ですね。